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​瓦の重要性 本瓦・簡略瓦への想い

~瓦の重要性~

​・近年は屋根に粘土瓦をのせることが減る一方で、その中でも和瓦はさらに少なくなってきている。

・地域性、流行り、価格もあるがやはり震災後の瓦離れが一番の原因であると思う。

・瓦と屋根下地には空間が設けてあり、そこに風が通ることで下地の蒸れを軽減し、保ちを良くして、さらには小屋裏の温度調整もしてくれる。


・1400年以上も前に焼かれた瓦が今もなお残っており、建物を守っている。

・しっかり焼かれた瓦、材料を使い、しっかりした仕事をすれば、一代二代と世代を超えても屋根に手を加える必要がないということをわかって頂きたい。
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~本瓦、簡略和瓦への想い~
・瓦は、西暦588年に百済(くだら)から伝わり、時代を経て少しづつ形を変え、日本伝統の本瓦と成る。

・本瓦を一体型にし民家などに葺き始めたのが簡略瓦。

・どちらも時代は古く、日本伝統の屋根材である。
 それを葺く人もまた伝統であると思う。
 
・色々な社寺建築を観に行き、親方の下で社寺の瓦葺きを教わりました。​
  曲線を理解して焼かれた美しい瓦、しっかり焼かれた瓦、色々触らせてもらいました。

・瓦の重要性で述べたように、しっかりした仕事をすれば、丈夫で美しい屋根に仕上がりますがその反面、屋根屋の仕事は無くなっていきます。

 しかし、想いを込めて真剣に瓦を作ること、葺くことが我々瓦業界の一番大切な仕事であり、瓦の良さを伝えて次世代も、屋根には瓦だと、瓦をのせると言っていただけることが大事だと思っております。

 その想いと、瓦の重要性を理解してもらい伝えることで、瓦の仕事はこれから先もなくなることはないと思っています。

 これから瓦業界に入ってくる若い世代に、
​その想いと伝統を伝えることも、我々の使命です。


 
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屋根の葺き替え・修理・雨漏り修理など、お気軽にご連絡ください。

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